☆哲学の道について☆
☆哲学の道の周囲の観光☆
 哲学の道は、南禅寺・永観堂の近く「若王子神社」から銀閣寺まで伸びる約2Kmの小径です。
 周囲には緑豊かな自然や昔の避暑地を思わせる閑静な住宅街、ゆかりのある寺社仏閣庭園が散在し、車が通ることもあまりないので、ツーリスティックな雰囲気に飽きた京都観光通の方に愛されています。

 「哲学の道」の名の由来は、哲学者の西田幾多郎がこの道を散策しながら思索にふけったことから来ているなどと言われています。
たしかにこの約2Kmの道を歩いていると、琵琶湖疎水の流れに沿いながら歩いていくうちに日常がすっと意識から後退して自分の内の声が聞こえてくるような、そんな感覚を憶えます。
 哲学の道は言ってみれば市中から少し離れただけのただの散歩道なのですが、でもこの小径は多くの人に愛されています。その理由には南禅寺〜銀閣寺のメジャースポットを結び、さらにその途中途中に寺社が散在しているということもあるのでしょうけれど、なんといっても魅力的なのはこの小径が見せる四季折々の表情です。疎水の水の流れを軸にしてその両脇に春は桜、初夏には目映いばかりの新緑、秋は紅葉で彩られ、冬には侘びた何とも言えない心に染むような風景を目の当たりに出来、訪れる度に違った感情を抱かせてくれます。
 絶景で「どやっ!」って来て、ワーキャー騒ぐような場所ではなく、どちらかと言えば地味でしみじみと良いなあと思える場所ですので、やはり一人旅の人や少し歳をめされたカップルが歩いているのがハマります。
☆哲学の道散策MAP
1)銀閣寺
 哲学の道には多くの観光スポットが散在しています。まずは北から「慈照寺(通称 銀閣寺)」。門前街にはお土産屋さんやお茶所やごはん屋さんが軒を連ねていて賑やかで楽しいですよ。
 銀閣寺を哲学の道に沿って南に歩いて行くと、哲学の道沿いに何件もの雑貨屋さんや喫茶店が建っています。歯医者さんなんかもあって、この哲学の道が地域の人々の普段使いの場所であることを伺い知る事が出来ます。

2)カフェテラッツァ
 10分くらい歩くと「洗心橋」という一本の橋が疎水にかかっているのが見えます。その橋を渡ると左手向こう側には有名な湯豆腐屋さん「喜さ起」が。右手の小道の向うには我らが「cafe terrazza(カフェテラッツァ)」が見えます。初見の方には店構えがレストラン風に見えるらしく、よく「コーヒーだけでもいけますか?」とお尋ね頂くことが多いのですが、当店はカフェですのでもちろんぜひぜひご利用下さい!コーヒーや紅茶、美味しいスイーツをご用意してお待ちしております!

3)法然院
 洗心橋を渡り、勾配の急な坂を上り切って右手に曲がると「法然院」があります。法然院は基本的には非公開なのですが、境内は自由に散策できます。ここの最大の見所のひとつは、南側のアプローチと山門ではないでしょうか。南側の石畳の階段をゆっくり登っていくごとに徐々に見えてくる茅葺きの山門の現れ方と、木々によって光が遮られ、暗く見える山門とぽっかり空いた明るい開口のコントラスト。それは美しい光景です。写真を載せたいところですが、これはぜひ生で体験してください。

4)安楽寺
 法然院から少し南へ歩くと左手に石段と山門が見えて来ます。この
「安楽寺」も良いですよ。ここも年に数回の特別拝観以外は基本的には非公開なのですが、道から石段と楓と山門を観るだけでも価値はあります。
 法然院のアプローチが構成の妙技でその空間の美しさを創っているのに対し、こちらの山門に至るアプローチは「山門」「石畳」「楓」というオブジェクトを強く意識させた創り方。新緑や紅葉の楓と石畳・山門の造形とその合わせ方が美しいです。

5)霊鑑寺
 安楽寺をさらに南へ歩くとまたまた左手に石段と山門が。しかし今度は法然院や安楽寺のような侘びた感じではなく瓦葺きの格式張った造り。ここは尼門跡寺院でここも普段は非公開なのですが椿の頃と紅葉の頃に公開されます。
 

6)よーじやカフェ
 散策は哲学の道本筋にに戻って。当店からさらに南へ哲学の道沿いをてくてく歩いていくと、程なくあのあぶらとり紙で有名な「よーじや」のカフェ、
「よーじやカフェ」が。こちらは数寄屋つくりの建物内のお座敷から日本庭園を眺めながら喫茶ができる贅沢カフェ。


7)大豊神社
 ここはなんといっても狛犬ならぬ「狛ねずみ」で有名な神社です。ねずみさんが縁結びの手伝いそいてくれるそうですよ。
 ここは秋のススキとの取り合わせが鄙びた雰囲気と相まって良い感じです。


8)叶匠寿庵
 美味しい和菓子をいただける茶室棟。この辺りの雰囲気とこちらの建物がとてもよく合っています。こういうところでお茶をいただくというのはなんとも贅沢な時間の使い方なのではないでしょうか。

9)熊野若王子神社
 ここは境内へと架かる小橋とその下を流れる小川の辺りが良い感じです。秋には小川に覆いかぶさるように楓が色付きとても絵になります。